会の概要


 設立趣意

 役  員

 会  則

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設立趣意

 九州・沖縄地域において畜産業は基幹産業の一つであり、我が国の畜産業の主要地域の一つである。特に肉用牛の飼養頭数割合は九州が全国の約4割を占め、豚は3割以上と地域別で全国トップであり、採卵鶏も地域別では関東、東海に次いで多く飼養されている。一方、国内の畜産を取り巻く状況は、TPPなどの国際情勢の変化への対応を迫られるなど、近年その厳しさが増すなか生産性のさらなる向上が求められている。また、産業動物に対する動物福祉の概念に沿った飼養管理方法の確立が必要となってきている。さらに、産業に重大な影響を及ぼす口蹄疫をはじめとする感染症対策は必須事項である。このような社会情勢の変化のなか産業動物の臨床、防疫、試験研究に従事する獣医師にとって、卒後教育の充実が喫緊の課題と考えられる。
 一方、産業動物獣医師の役割の多様化や新人獣医師の増加傾向がみられるにもかかわらず、卒後教育の場が九州・沖縄地域において十分に提供されていないのが現状である。よってNOSAI獣医師、県の獣医師、開業獣医師、大学関係者などが職場を超えて、九州・沖縄の全域レベルで活発に情報交換できる機会を増やすことが必要であると考えられる。これまで九州地区三学会が唯一その機会となっているが、参加人数が限られること、ディスカッションの時間が短いことなどの制約もあり、別の機会を設けることが産業動物獣医師全体のレベルアップには有効な方法と考えられる。さらに、このような機会を設けることは、ベテラン獣医師から若手獣医師への技術の伝承、学生の就職支援及び社会人ドクターの育成にも効果が期待される。従って、九州・沖縄地域で産業動物に関わる獣医師が最新の情報を発表して議論を行い、交流を深め、ひいては日本の畜産業を更に発展させるための研究会が求められている。
 「九州沖縄産業動物臨床研究会」設立の趣旨は、産業動物に関わる臨床獣医師、県職員、大学教員、研究者などが一堂に会し、現場の情報を発表して議論を行うこと、そして若手・中堅獣医師のモチベーションを高め、産業動物獣医師のレベルアップを図ることにある。このような場は、産業動物獣医師が「獣医学の発展を通して畜産業の発展に寄与し、獣医師の社会的責任を果たしていく」という意味でも極めて意義深いことと考える。


〇 手弁当でも集まれる会を目指す
・研究集会は九州沖縄地域の各県(あるいは各ブロック)持ち回りで開催し、特に地元や近隣の会員が出張扱いでなくても参加しやすい会を目指す。


〇 会員相互の「見える化」を図る
・懇親会付きの一泊研修により、会員相互の面識を深め、活発な情報交換が行える。


〇 ざっくばらんの中にもアカデミックに
・学会形式にはとらわれず、研究発表には十分な質疑応答の時間を設ける。
・学位を目指す臨床獣医師、研究員の先生に対しては、大学教員がアドバイスを行う。


〇 学生の就職相談の場に
・九州沖縄地域の産業動物臨床の魅力を、現場の先生から学生に伝えていただける機会にしたい。


〇 あの会に出れば何でも聞ける
・経験豊富なベテラン獣医師に、県を超えて若手獣医師が何でも聞ける場の雰囲気を作りたい。


役  員 (2019年度)

会長

 片本 宏 (宮崎大学  農学部  産業動物内科学研究室)

 

副会長
 帆保誠二 (鹿児島大学 共同獣医学部  臨床獣医学講座  産業動物内科学分野)

 

幹事(五十音順)
 有田智章 (東松浦農業共済組合  東松浦家畜診療所)

 立川文雄 (ゆふいん動物病院)

 谷 千賀子(産業動物に興味のある女性の会 (畜ガールズ))
 林 淳  (宮崎県農業共済組合 家畜診療部)
 福島泰幸 (福岡県農業共済組合 家畜課)

 松浦道夫 (熊本県農業共済組合  本所)

 宮﨑康郎 (長崎県農業共済組合連合会)
 諸見 高 (沖縄県農業共済組合  家畜診療部)

 山本浩通 (山本アニマルクリニック)(鹿児島県家畜臨床研究会)
 米重隆一 (鹿児島県農業共済組合連合会)

 

事務局(宮崎大学  農学部  産業動物臨床繁殖学研究室内)
 局長 大澤健司(宮崎大学  農学部  産業動物臨床繁殖学研究室)
 局員 北原 豪(宮崎大学  農学部  産業動物臨床繁殖学研究室)


会  則

第1章 総   則
第1条 (名 称)
本会は九州沖縄産業動物臨床研究会(以下本会と略す)と称する。

 

第2章 目   的
第2条 (目 的)
本会は産業動物臨床に関する研究発展と技術向上を図ることを目的とする。

 

第3章 事   業
第3条 (事 業)
本会は前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
1.会員の研究発表会、学術講演会、技術講演会
2.講演要旨集、その他の出版物の刊行
3.学術の進歩、発展および普及に貢献した者の表彰
4.内外の関連学術団体との連絡、堤携
5.その他本会の目的を達成するために必要な事業

 

第4条(研究発表会等の開催)
1.本会は第3条第1号の事業を行うため、研究集会を総会の開催に合わせて毎年1回、開催する。
2.会員より希望が出され、会長または幹事会が必要と認めた場合には、前項と同時期に、あるいは別時期に学術講演会、技術講演会等を開催する。

 

第4章 会   員
第5条(会員の種類)
1.正会員:本会の目的に賛同する個人
2.学生会員:大学または大学院に在籍し、本会の目的に賛同する個人
3.団体会員:本会の目的に賛同する団体

 

第6条(入 会)
本会に入会を希望する者は、所定の入会申込書に年会費を添えて申し込むものとする。

 

第7条(資格の喪失)
会員は次の理由によって資格を喪失する。
1.退会
2.3ヵ年にわたる会費の滞納
3.本会の名誉を損なう行為のあった場合で、幹事会、総会の議を経た者

 

第8条(会 費)
正会員、学生会員、団体会員は、総会の議決によって定める年会費を毎年4月末日までに納入しなければならない。既納の会費はいかなる事由によっても返還しない。

 

第5章 役   員
第9条(役員の種類および人数)
本会には次の役員をおく。
1.会長:1名
2.副会長:1名
3.幹事:10名以上30名以内
4.監事:2名

 

第10条(役員の選任)
役員は次の規定によって選任する。
1.会長、副会長は、幹事の互選によって選出され、総会において承認を受ける。
2.幹事は、九州沖縄各県の会員によって各県の会員からそれぞれ1名以上選出され、総会において承認を受ける。
3.監事は、会員の中から会長が選任する。

 

第11条(役員の職務)
役員は次の職務を行う。
1.会長は本会の業務を総理し、本会を代表する。
2.副会長は会長を補佐し、会長事故あるときはその職務を代行する。
3.会長、副会長、幹事は幹事会を組織し、業務を審議し、議決、執行する。ただし、総会の権限に属する事項を除く。
4.監事は業務ならびに会計について監査する。

 

第12条(役員の任期)
1.役員の任期は2年とする。
2.役員の再任は妨げない。
3.中途補充された役員の任期は前任者の残任期間とする。
4.役員は任期満了後も後任者就任まで職務を務める。

 

第6章 会   議
第13条(総 会)
1.総会は正会員をもって構成する。
2.通常総会は毎年1回、会長が招集する。
3.会長は、必要を認めたとき、および幹事会の過半数あるいは監事からの請求のあったときはすみやかに臨時総会を開催しなければならない。
4.総会では当該年度の事業報告および収支決算、ならびに次年度の事業計画および収支予算案、その他幹事会が必要と認めた事項について承認を受けなければならない。
5.総会は出席者の1/2以上の賛成をもって議決する。
6.総会の議事ならびに議決事項は会員へ伝達する。

 

第14条(幹事会)
1.幹事会は、会長が必要と認めたとき、または過半数の幹事の要請のある場合に会長が招集する。
2.幹事会の議長は会長とする。
3.幹事会は定員の2/3以上の出席で開催され、出席者(当該議事についてあらかじめ書面で意志表示した者を含む)の1/2以上の賛成をもって議決する。
4.幹事会は次の事項を審議する。
 1)本会の運営に関すること。
 2)総会に付議する事項。
 3)その他、必要な事項。
5.監事および事務局は幹事会に出席し、意見を具申することができる。

 

第15条(議事録)
総会および幹事会の議事録は議長が作成し、議長および出席者2名以上の者の記名捺印したうえで、これを保管する。

 

第7章 会   計
第16条(経費の支弁)
本会は、会費、事業または資産から生ずる収入、寄付金、およびその他の収入をもって経費を支弁する。

 

第17条(資産の管理)
本会の資産管理方法は幹事会の議決による。

 

第18条(会計年度)
本会の会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年の3月31日に終る。

 

第8章 会則の変更および解散
第19条(会則の変更)
本会の会則は、幹事会の議を経て、総会の承認を受け変更することができる。

 

第20条(解散)
本会の解散および解散に伴う残余財産の処理の決定に際しては、幹事会および総会において、それぞれ出席者(委任状を含む)の3/4以上の同意を得なければならない。

 

第9章 事務局
第21条(事務局)
1.本会の事務を執行するために事務局を設ける。
2.事務局は会員所属組織内におき、事務局長1名、事務局員1名以上から成り、会員の中から会長が選任する。

 

付 則
1)本会則は平成25年10月6日より施行する。

2)2014年7月6日一部改正

3)2015年7月11日一部改正

4)2016年4月1日一部改正

5)2018年6月30日一部改正

 

細 則

・会費(円)

(2013年度から 2015年度まで)

 

  会員 団体会員 学生会員 非会員
年会費 1,000

一口:10,000

(一口に3名分の集会参加費込)

   500
集会参加費 1,000    500  2,000

 

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(2016年度から 2018年度まで)

 

  会員 団体会員 学生会員 非会員
年会費 2,000

一口:10,000 以上

(一口に3名分の集会参加費込)

1,000
集会参加費 1,000    500  4,000

 

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(2019年度から)

 

  会員 団体会員 学生会員 非会員
年会費 4,000

一口:20,000 以上

(一口に5名分の集会参加費込)

1,000
集会参加費 1,000    500  6,000

 

*年5回の産業動物臨床医学雑誌の配布

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◆ 会費納入先:

 ◆ ゆうちょ銀行からお振り込みされる場合
 記号 ‐ 番号  17300 ‐ 3851621
 口座名義

 九州沖縄産業動物臨床研究会

(キュウシュウオキナワサンギョウドウブツリンショウケンキュウカイ)

 ◆ ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振り込みされる場合
 銀行名  ゆうちょ銀行
 金融機関コード  9900
 店  番  738
 預金種目  普通
 店  名  七三八店(ナナサンハチ店)
 口座番号  0385162
 口座名義

 九州沖縄産業動物臨床研究会

(キュウシュウオキナワサンギョウドウブツリンショウケンキュウカイ)

※振込手数料につきましてはご負担下さいますようお願いいたします。

※お振り込みがお済みになりましたら事務局までお知らせ下さいますようお願いいたします。